
今回お邪魔したのは革小物製品を中心に製作、販売している眞砂さん。1954年創業、今年で56年目。その中でも自転車関連の製品に力を注ぐお二人に話しを聞いてみた。場所は東京の板橋区デス。
東京板橋区にある眞砂。創業したのは1954年。革小物製品を製造から販売まで行なっている。ベテラン職人だらけの環境にKENさんとYOCOさんが入社したのはそれぞれ4年前と2年前。眞砂はそれまでいわゆる昔ながらの商売をしていたが、このお二人をキッカケにWEBショップが立ち上がり、新しい市場へ向けた革製品の開発がスタートするなど、昔からの職人さん達と若い世代が上手くクロスオーバーして新しい眞砂が動き始めたそうだ。笑いながら話してくれたけど、当初はベテランと若手の間でトラブルも多かったらしい(笑)。そんな苦労を若いパワーで乗り越えたお二人は現在、自転車関連の革製品の製作にも携わっている。代表的なところだとU字ロック、サドル、フレームパッドなど。どれも眞砂の歴史の長さを物語るような品質の高さ、に加えて新しいアイデアが詰まった商品ばかり。それらの製品は国内ではPROTECH恵比寿店、JBP Webshop、ABOVE BIKE STOREなど、海外ではCHARI & CO N.Y.Cで取り扱われている。今後は新しい商品の開発と並行して、取扱店を増やすために営業もしていくとのこと。品質が非常に高い眞砂の革製品。それは実際に手に取って、そして実際に使って味わってもらいたい。使い込むにつれて表情が変化していくところも最大の魅力のひとつ。

こちらはサンプルで作られたバイクポロ用マレットホルダー付きのフレームパッド。JBPと共同開発
問い合わせは info@masago1954.co.jp まで
さすがは創業56年。やっぱり社内も相当年期入ってマシタ。
ちょっとタイムスリップした感じデス。

1.過去製品の型紙達 2.創業当時からあるミシン 3.使い込まれた道具 4.眞砂の革ストックの一部(左上から時計回りに)
眞砂のKEN、YOCOが語る、革の魅力とは??
眞砂のお二人にズバリ『革製品の魅力』について聞いてみると、「革は生きている素材です。使っていくうちにどんどん変化していく、それが最大の魅力だと思っています。あと長く使えるのも魅力のひとつ。生きている素材だからこそ長く使えるんですよね。あと逆に僕ら作り手の立場からすると、常に申し訳ない気持ちというか。生き物が死んだあとに切り刻んでいるわけですからね。そういう気持ちは忘れないようにしていますよ」と語ってくれた。現在、眞砂で扱う革は牛、馬、豚、ヤギ、羊、トカゲ、蛇、ワニ、エイ、ダチョウなど。色や加工などで細かく分類していくとその革の種類は100以上にもなるそうだ。過去に扱っていたモノを含めると3ケタで足りないぐらいというからスゴい。ちなみに眞砂の製品には『MADE IN TOKYO』の印が入る。革を納品、裁断、漉き、縫製、検品、出荷、それらを眞砂は全て自社で行なっている。
今年の6月に大雨で自社ビルの地下が水害の被害にあった眞砂。使用出来なくなってしまった場所もあり、大変だったそうだが、全くそんな素振りを見せないお二人。「そんなトラブルも楽しんじゃおうっていうのが社長の方針なんですよ(笑)。そんな社長の人柄があったからこそ、僕らのやりたい事や自転車部の活動が成り立っている部分もきっとありますね」とKENさん。
眞砂にはKENさん、YOCOさんを中心に作られた自転車部がある。ようは組合みたいなモノ。部員は5人(ちなみに眞砂の社員は20人)。部費は1ヶ月1000円。そこで集められたお金はみんなでシェアする工具やパーツなどの購入に当てられている。来年の目標はバイクポロ大会への出場。現在、その目標に向けて部員で練習を繰り返しているらしい。部員のチャリはMTBが多い。
株式会社 眞砂 (まさご)
革小物製品を中心に製造、販売している。オーダーメイドも可能
URL : http://kawakomono.com/

